東京・八重洲総合健診センターについて
基本理念と受診者の権利
【当施設の基本的理念】 当施設は最新の医学的根拠に基づいた手法を最大限に活用し、予防医学的見地から真に受診者の立場に立った健診を行うことにより、受診者にその健診結果データとともに生活習慣をも含む健康上の最良のアドバイスを提供し、諸々の疾病の発症、進展の未然の予防により、社会貢献することを経営の根幹理念とする。 【理念実現のための方法】 この理念の実現のためには社会的現実をも踏まえた絶えざる医学的知識のアップデートが必要であり、組織全体で各種研修会や学会活動に積極的に参加するなど関連事項に関する専門職としての研鑽を継続的に実施、積み重ねるものである。また、健診のそのものの精度管理も、機器管理も含めて徹底し遺漏なく継続することはいうまでもない。さらに、提供したサービスが受診者にどのような評価を受けているかを把握するための受診者アンケート調査を毎年実施して、問題点改善の資料として活用する。 【組織管理の理念】 上記の基本方針に基づいた業務完遂のため、上席管理職の協議による組織管理のもと、検査・営業業務・システム管理の各部門のリーダーは担当部門の業務を統轄、実施する。組織全体の資質向上のためにはいかなる職員の意見に耳を傾ける姿勢は上席管理者に求められるものである。検討課題となるべき問題点が発生した場合には随時、当該部門のスタッフより上席管理者へ直接・間接に提案、報告を行い、関係者による協議をもとに上席責任者が対応への決定、指示を行う。以上の遂行のためには組織の構成員たる全職員における情報及び目的意識の偏りのない共有化は必須であり、これに基づく働き甲斐のある職場環境の不断の整備は管理者に課せられた使命と心得るべきである。 【受診者様の権利】 東京・八重洲総合健診センターは、受診者様の権利を尊重し、信頼にもとづく質の高い健診を行うために、受診者様の権利に関する宣言を掲げます。健診センターの全職員は、この「受診者様の権利」を守り、受診者様の健診に対する積極的なご参加を支援します。 ●個人としてその人格を尊重される権利 受診者様は、ひとりの人間として、その人格・価値観などが尊重される権利があります。 ●質の高い健診を公平に受ける権利 受診者様は、適切で質の高い健診を、公平に継続して受ける権利があります。 ●十分な説明を受ける権利 受診者様は、ご自身が受ける検査について、その内容や危険性、他の方法の有無と長所短所などについて、あなたが分かる言葉で、十分に理解できるまで説明(インフォームドコンセント)と情報を受ける権利があります。 ●自己決定の権利 受診者様は、分かりやすい説明を受け十分納得された上で、ご自身が検査を選択する権利、あるいは拒否する権利があります。 ●情報を知る権利 受診者様は、ご自身が受けている健診について知る権利や情報開示を求める権利があります。 ●プラバシーが守られる権利 受診者様は、ご自身に関する個人の情報やプライバシーが守られる権利があります。 |
センター長からのご挨拶
当センターでは以前より、予防医学の視点から総合健診を行ってまいりました。 受診者の皆様の健診結果に対する関心が最も強い検査当日に、その日の結果を医師が説明し、生活習慣へのアドバイスを行い、必要な方には保健師・管理栄養士による保健指導も行っております。2013年4月よりマルチスライスCT装置を導入いたしました。このことにより、厚生労働省ががん検診の効果が科学的に証明されていると検診を推奨している主要5大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん)のチェックが当センターで可能となりました。 |
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<検査結果のサポート> 当日説明されても少し時間が経ってしまうとその内容もおぼろげになってしまうのはしばしばあることですが、これに対しては随時専門職による電話、E-メールによる「健診結果ホッとLINE」で対応させて頂いております。 当然のことですが、精密検査や治療が必要になった場合には、ご相談を承ります。 <医療の質> こうした検査の質を維持し、結果の解釈のための医学情報のアップデートは日々行っており、必要な内容は年度途中であっても新しいものに絶えず更新し続けております。各種画像検査の読影に関しても認定資格を持ったそれぞれの専門医が判定させて頂いております。 <オプション検査> 一般的なドック健診に加えて受診者それぞれがお持ちのリスク因子によって以下のようなオプション検査の選択をお勧めしております。 ○喫煙歴のある40才以上の男性、ご家族に喫煙者がおられる方 :肺がん検査 ○胃潰瘍・十二指腸潰瘍になった方、「慢性胃炎」という診断をうけたことのある方 :ピロリ菌、ペプシノゲン検査(いずれも血液検査) ○ピロリ菌を除菌された方、以前から「萎縮性胃炎」といわれている方 :胃カメラ(経鼻) ○40才以上の男性 :前立腺腫瘍マーカーPSA(血液検査) ○ 成人女性 :マンモグラフィ、乳房超音波検査、経膣超音波検査、ヒトパピローマウイルス(HPV)検査 *但し、経膣超音波検査とHPV検査は、内診、子宮頸がん細胞診と併せての検査となります。 私たちは日々変化・進化する医療情報を整理し、予防医学の立場からこれらをお届けすることによって、皆様の健康のお役に立てることを心から願っております。 |
概要
名称 | 東京・八重洲総合健診センター |
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設立 | 1974年 |
代表者 | センター長 加藤 典嗣 |
所在地 | 東京都中央区八重洲1-5-20 東京建物八重洲さくら通りビル7階 電話 03-3274-2861 FAX 03-3274-5833 交通アクセスについてはこちら |
沿革
1974年 | 株式会社日本交通公社が財団法人日本健康開発財団を設立 |
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1975年 | 東京・八重洲総合健診センター開設 健保連東京地区の「自動化健診施設」に認定 日本病院会 人間ドック優良施設 認定 日本総合健診医学会 優良総合健診施設 認定 |
1998年 | 第3次健診運用システム(クライアント・サーバー)導入 |
2000年 | ホームページ開設 乳房エックス線撮影装置(マンモグラフィ)導入 |
2002年 | インターネット予約開始 健診結果ホットライン開設 |
2003年 | カラードップラー式超音波検査装置導入 ヘリカルCT検査開始 |
2004年 | デジタルエックス線撮影装置(CR、DR)導入 脳MRI検査開始 デジタル眼底撮影装置導入 |
2005年 | 超音波検査機器DICOM接続 超大型プラズマ薄型テレビ設置 プライバシーマーク付与認定合格 |
2006年 | 受付ロビー・検査フロアー リフォーム |
2007年 | 自動体外式除細動器設置(AED) 乳房エコー検査開始 デジタルエックス線撮影装置(DR)増設 |
2008年 | 総合デジタル画像管理システム導入 次世代型健診システム導入 集中管理検体システム導入 ネットワーク対応型特定保健指導システム導入 |
2010年 | 内視鏡検査装置導入 |
2012年 | 経膣超音波検査開始 |
2013年 | マルチスライスCT装置導入 |
2021年 | 総合健康情報システム導入 医用画像管理システム導入 総合臨床検査システム導入 心電図データマネジメントシステム導入 |
2024年 | 乳房エックス線撮影装置(デジタルマンモグラフィ)導入 第四期特定保健指導対応システム導入 |
組織図
各種委員会
- 情報セキュリティ監査委員会=個人情報保護対策の検討・推進・職員教育
- リスクマネジメント委員会=健診業務安全対策の検討・推進・職員教育
- 防災委員会=災害時の安全対策の検討・推進・職員教育
- 学術研修委員会(八重洲ゼミ)=院内・外の研修の実施